<月刊AMI>2006年5月号 Vol.58 ■△▽●○□


1。最近感じること・・「勝負強くなった巨人」


アンチ巨人の方や野球に興味のない方も多く居られると思いますが、あえて「巨人」について書きたいと思います。
実は、阪神タイガースが優勝した時の状況とその時の巨人軍の陣容とを対比して、今回、監督を原さんに変える時に一新という大儀名文で清原選手などを放出して「走れる」という条件で選手を集めたと言えます。
何せ「盗塁」がセリーグで一番多いとのことです。
ビッグ・ネーム主義だったチームが小粒な選手を集めて「走・攻・守」の基本に戻ったのです。
主役も入れ替わり立ち代りという状態なのです。
一年を通してみないと分かりませんが、この強さは本物かも知れません。


2。ビデオ連動、ちょっと役に立つヒント・・「原点に戻って小さくなってみる」

最近、経済の動向が上向いて来ているように感じますが、関西を中心に活動していますとまだまだ温度差の大きさを感じます。
例えば、製造業に関連している業界は概ね景気が上向いているのですが、そうでない業界がまだまだ多いのが実情です。

先日、ある営業マンの方と話していますと「先生、今度、大きなクルマから小さな軽に変えたんです」と言うのです。
いろいろと聞いていますと「経済的な面」もあるのですが「身分不相応」という点に気づいたということが大きいようでした。
これは、本当に素晴らしい話だと感動しました。
今時の若い人にしては「うそみたいな話」かも知れませんが、事実なのです。
この方の決断力を評価するとともに私も何かを決断したいと思った訳です。

企業内にこんな若者が多くいると一人で勝手によくなって行くのでしょうが、消費者金融が乱立しているようにまだまだ自分に甘い方も多いのが事実です。
ここは、この営業マンのように「決断」できる人になることがポイントと思います。
「失う」から新しいことへのチャレンジ精神が沸いてくるのです。
その辺を頭に入れて自分もチャレンジしてみたいと思っています。




3。さいごに

「未完了」という言葉があります。
精神エネルギーを阻害する要因の一種なのですが、カンタンには「気になること」と言えます。
確かに、素直に仕事に入り込めない時があるものです。
それが自分自身の力ではどうしようもないと思っていると解決できないものなのです。
「決着」をつけると自分自身が動けば、状況は変わって行くものです。
経験的にも「動く」方が早く「完了」となると思っています。
「うっとしいなぁ」という事がある方は、是非、自分が何ができるかを考えてアクションに変えて行くようにしてみてください。
徐々に「晴れて行く」と思います。

 
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