月刊AMI

＜月刊AMI＞2021年6月号　Vol.238　■△▽●○□

１．「不易」と「流行」

　右掲は、弊社の新規HP（上）と既存HP（下）です。弊社は平成７年（‘９５年）に創業して、平成１０年（’９８年）に右下のHPを物販業向けのHPを制作するモデルになる物として作りました。
このスタイルで多くのお客様のHPを提供しました。弊社は物販業ではないので商品の代わりにいろんな資料を掲載しており、種々雑多なのでお客様サイドから見れば「何の会社？」と分かり難くなっており、兼ねてより変更を考えて来ましたが、名案を思い付かずに今日までに至って来ました。

　昨年、テレ・アポで「AIチャットポット」と「業種モデル」という２つのキーワードに気を引き、ホームページを新規につくる事にしました。
約９ヵ月もかかりましたが、ようやく完成して右上の物が公開されました。(https://www.kaizen-ami.com)
この時に留意したのは「不易流行」という格言です。
大雑把には『「不易」は変えてはいけない事、「流行」は時代に合わせて変化する事』になります。
そこで、スペースシャトルが浮かんだのです。
弊社は「ＮＡＳＡマーケティング」を謳っているのです。ＮＡＳＡはＮｅｗＡｇｇｒｅｓｓｉｖｅＳａｌｅｓＡｃｔｉｏｎｓの頭文字で、Ａｇｇｒｅｓｓｉｖｅは「勇猛果敢」というような意味ですが、文字通り「猪突猛進」型の「勇猛果敢」を求める営業部に対して、ＤＭでお客様が現れるようにしたら業績が低迷していた営業マンが平均以上の業績に向上したというサラリーマン時代の体験で、当時からＮＡＳＡと考えていた背景からアメリカのＮＡＳＡのシンボルであるスペースシャトルをＨＰにシンボルとして取り入れていたのです。
不思議ですがＮＡＳＡからのクレームもなかったです。

　企業は「不易」として守るべき原点があるのですが、「流行」つまり時代に応じて変化する必要があるのです。
‘９８年当時は、ようやくＨＰが普及し始める頃でしたので、弊社のＨＰをモデルにして開発してもＨＰとして不都合がなかったのですが、ブラウザーが変化してフラッシュが表示されなくなったり、見る媒体もパソコンからパッドやスマホに変わり媒体に応じてＨＰを変化させる時代になっているのです。
この各種媒体に対応するデザインができないので、外部に依頼したのです。
新しい物はスマホでも対応していますので右掲のQRコードで検索してご覧頂ければ幸いです。

　弊社はＦａｘマーケティングからスタートしましたが、ＨＰの制作を行ないＱＲコードでＦａｘとＨＰをリンクするようにしたり、ＳＮＳにもメールマガジンも経験して来ました。
今回は、ＨＴＭＬメールという画像をブラウザーで見て頂く方式に着手しております。
従来は、ＨＴＭＬメールはウイルスなどの問題もあって嫌われて来ましたが、ＳＳＬ（暗号化）対応のプロバイザーで新しいＨＰは‘https’なっており、メールもSSL対応で送信されますので安心して頂いて構わないものになっています。
SSL対応の分、毎月の費用が嵩みますが、時代と思っています。

　先月、５月１９日に新HPを公開しましたが、企業の本質を見据えて時代に合わせて変化するという基本を実感しました。
同時に、「配配メール」というソフトでHTMLメールでメルマガを配信するようにも変わっています。
ちょっとした「不易流行」ですが、弊社もHPで実施したのです。
新しい時代に適応して行きたいと思います。

２．最後に

　２３年ぶりに新しいHPを作りましたが、HPの進化やSSLなどの普及を実感しました。
従来のままでもHPやメルマガも可能ですが、スマホなどいろんな媒体に対応する事やSSL（暗号化）したHTMLメールでメルマガを送信するという事に切り替えました。
まさに「不易流行」で時代に合わせた適応（少し遅い？）と自己満足しています。