<月刊AMI>2003年9月号 Vol.27 ■△▽●○□

1.最近感じること・・時代の転換期


ちょっと、難しい話ですが、最近、株・金利・円が上昇しています。その反面、債権が売られている事実があります。
これは、国債から株に資金が移動して、国債を維持しようと金利が上がっているという構図です。株価が上昇しているという事実は、気分的によい効果がありますが、裏を見ると、このように、経済の実態を反映するものでないのです。本質的には、土地価格が上昇に転じることが大きな決めてですが、現実には下落です。これは、まだまだ続くと思われます。

しかしながら、マクロに見ると、今までの10年から次の10年に向かって「転換期」に入ったと感じる現象が出ています。それは、相変わらず「デフレ傾向」が続いていますが、台湾でも「日本病」が出るなど対「中国」とくに「元」の問題がクローズアップされつつあり、国際的に、改善へ向かおうとしています。「元」が調整されると、貿易の構図が大きく変ってくると期待できます。

このようなマクロ観に立って、これからの10年を見てみると、皆さんの将来は、どんな風に展望できるでしょうか。
デフレが止まり、政府が言うように2%前後のインフレ基調に戻り、実内需が回復して「土地価格」が反転して上昇に向かうと見れば、多くの皆さんが「潤う」ことができると思われます。

2.ちょっと役に立つヒント!・・「3惚主義」

最近、気に入っている言葉に「3惚主義」があります。これは、

 @「職業」に惚れる・・あなたの職業を「天職」だと思っている
 A「商品」に惚れる・・あなたの売っている商品がNo.1であると確信している
 B「自分」に惚れる・・いまの自分が理想である

という3条件です。

このうち、「自分」に惚れるという事が難しいと思います。どんな基準で自分を評価すればよいのか迷いますね。私は、尺度を「収入」するのも一つだと思っています。多くのお客様では、近年、給料ダウンしたり、ボーナスをカットしたりして人件費を抑制する傾向にあります。従って、「収入」面で減少して、その状態が続いて「平気」になってしまっている(少なくとも表面上)という現象があります。

自分に惚れるという為には、「収入」にこだわって欲しいと思います。例えば、大手企業に務めている人と比較して「なんで、オレは〇〇〇しかないんだ!」と憤って欲しいのです。
決して、同じ企業や同じような境遇の人と比べて「自己満足」して欲しくないのです。
「収入」が全てではないにしても、「発奮」や「貪欲」になるには、「なんで、オレは〇〇〇しかないんだ!」が根本になければ、持続力や具体性に欠けることになります。

この「収入」を増やすには、結局、営業実績をあげることになりますので、「商品」を磨くことになります。「商品」がよくなれば、例えば、飛ぶように売れるようになり「職業」にも自信ができるという好循環になります。このように、最後の課題から順に考えるとうまく行くケースは、結構、多くありますので、使ってみてください。

3.さいごに・・「メルマガ」

最近、まぐまぐから「チェンジリーダー育成塾」というメルマガを発行しています。
これは、営業革新を事例でご紹介するもので、営業マンの児島君の物語を取上げています。
結構、為になる情報を入れていますので、ご愛読ください(無料)。
申し込み方法は、当社のホームページに掲載していますから、そこから申し込んでください。よろしくお願いします。
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